今日は、故中島啓江さんがライフワークにしていた「夢で逢いましょう」コンサートの、最終公演でした。
なんと22年目です。
もちろんご本人は一昨年の11月に急逝されましたので、今年の公演には出演出来ません。
でも、コンサートの企画が素晴らしく、最後は涙ものでした。
これでやっと一区切りついた感じです。
思えば、10年以上もCDディレクターを務めさせて頂いたアーティストです。
私のディレクター人生で、最も長い期間担当させて頂いたことになります。
想い出はたくさん有り過ぎて胸がいっぱいになります。
真夜中に作詞の相談を2時間も電話で話したり、歌のディレクションで意見の食い違いがあって、それでもとりあえず歌ってくれて、最後には私の真意を理解してくれたことも、良い想い出です。
寂しいことですが、これからは、啓江さんの残してくれたものや、彼女が切り開いてくれたクラシックとポップスの融合という大事なもの、それらを引き継いでいこうと思います。
安らかに眠って下さい。