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  • 昼田純一

合奏団 京浜東北線の世界


最初はエキストラとしてクラリネットを演奏したことでした。

今から数年前なります。

私が所属しているアマオケとこの楽団の両方で演奏している団員のかたからお誘いを頂いた。

演奏会形式の「魔笛」でした。

歌劇のオケの演奏は、結構面白いこともあり、二つ返事で引き受けました。

練習には出来るだけ多く参加するつもりでしたので、最初のほうから練習に伺いました。

本番の2週間前に急にお願いされたのですが、本番の録音をやって欲しいというものでした。

もちろん本職ですからすぐに引き受けました。

ただ、演奏会形式とはいうものの、「歌劇」ですし、声楽家も6人出演するもの。

さすがに演奏と録音の両方をひとりでやるのは危ないと思い、時々現場でご一緒しているKさんにお手伝いを頼みました。

マイクのかずは10本、舞台のまわりに配置しました。

まぁまぁの録音が録れたと思います。

それ以来、ずっと録音させてもらっています。

今回はシューマンの「ライン」

シューマンの交響曲は演奏する側からすると、あまり面白いものではないのです。

とにかくほとんど全ての楽器が休みなく演奏し続けている状態なのに、そのなかに「フォルテ」や「ピアノ」が存在し、曲のメリハリを大きくつけなければなりません。

しかし、聴いているほうにとってはそんなに多くないシューマンの作曲を深く楽しめる格好の素材なのです。

私自身も、高校生のときに聴いたバーンスタインのシューマン交響曲に大きな衝撃を受けました。

好きな交響曲作家のひとりです。

この楽団の指揮者をしておられるのは、アマチュアの方ですが、なかなか慧眼するどい解釈をする方です。

今回もワクワクするシューマンを聴かせていただきました。


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